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【ノンケ一発食べ放題】感想

ノンケ一発食べ放題

ノンケ一発食べ放題

  • 発売日: 2017/04/28
  • メディア: DVD-ROM
 

■総評

 伝説の痴漢師を父に持ち、伝説の痴女を母に持つ主人公が、自身の中に目覚める痴漢神との葛藤の中、伝説の雌尻を持つ攻略対象3人を痴漢していくゲーム。まとめると情報量が凄い。

 大手のBLゲームブランド(ニトキラやピルスラなど)作品ではないため、やや不安はあったものの、十分に満足できる内容でした。

 シナリオは全編アホ。「芋けんぴ 髪についてたよ」的な展開が続き、ある種の疾走感も感じられました。ギャグのノリについていけるかどうかで、評価は分かれてしまう気はします(痴漢を題材にしているので、アホに徹してくれてよかった)。
 また、ルート分岐が早いこともあって、攻略対象と関係を築く過程は十分。性欲先行ですが。正直なところエロ以外はそれほど期待していなかったので、「10年ぐらい前に比べると、BLゲームのクオリティが上がったな」と感じました。

 CGもクオリティ高めでした。何より、ちんちんが赤黒いのも下品な感じで大変好みです。
 ただ、CGのクオリティが高いだけに、枚数がやや少なめだった点は惜しまれます。エロシーン以外では、クイーンオブサティスファクションとの「デュエっ!」あたりは、雌豚雌犬さんたちを見たかった気も・・・。

 あとは、主人公の吉岡学のビジュアルが結構好みだったので、痴漢神のルートがあってもよかったかな。真相ルート的な位置づけで。まあ、真相もなにもないですが。

 公式サイトがクローズしてしまっているので、追加シナリオをDLできないのが残念です。このあたり、新規・小規模ブランドならではの課題ですね。

 各ルートは2時間程度。頭を空っぽにしたいときにおすすめの作品です。

 

■各ルート感想(攻略順)

1)真山ルート
 美人系受け。非の打ち所のない人だと思いきや、蓋を開けてみると実はドMだった、というお話。眼鏡キャラは性癖に刺さらないのでサラッと流しましたが、クイーンオブサティスファクションとの「デュエっ!」は必見。

2)三崎ルート
 バカ犬受け。大学生になってコンドームを知らないってバ・・・。自分が痴漢に遭いながらも「他の人が被害に遭わなくてよかった」と言うバ・・・。BAD ENDの吊り革に捕まりながらぶち侵されてるスチルがめちゃよかったです。

3)加塚ルート
 良い子ヤンキー受け。痴漢神の正体(正体?)に最も近づくルートであり、攻略対象との関係もじっくり育んでいく感じがあったので、お話的に一番よかったです。お母さんとの面会のスチルがあったのは作品最大の謎。